私は2012年にCELTAという英語教師の資格を取得しました。

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英国のケンブリッジが認定している資格で、国際的に最も認められている英語教師の資格です。

世界中の語学学校で教えている英語の先生は、基本的にこのCELTAを持っているか、英語教授法の大学専攻を持っていることが採用の条件です。(日本と韓国は例外的に、全く資格を持っていなくても、経験がなくても、語学学校で教えることができます。英語学習のニーズが高いこと、外国人(英語話者)比率が圧倒的に低いためと言われています。)

 

英語が公用語のオーストラリアでも、CELTAの資格を取る事ができます。

私が取得した時の詳細はこんな感じです。

 

  • 期間:4週間(フルタイム)
  • 金額:$4000 AUS程度
  • 受講条件:英語レベルが native もしくは near nativeであること(TOEIC Score:950以上、IELTS Overall 8.5以上)
  • タイムテーブル:9:00-12:00 講義、前日のフィードバック、レポートフィードバックなど 14:00-17:00 模擬授業
  • 内容詳細:講義(言語学、異文化学、英文法の知識、教授法など)、模擬授業の準備および実施、模擬授業のフィードバック、レポート提出(3回、各1500ワード程度)

 

入学試験について

私は英語圏からの参加者ではなかったので、英語のレベルを証明する試験(文法間違いのチェック、語彙力チェック、自由英作文など)を受けました。満点かそれに近い点数でないと受講できないと聞いてヒヤッとしましたが。。他の英語試験の場合の目安スコアは上に書いた通りですが、基本的に英語ネイティブ向けの資格なので、日本国籍で受講希望をした場合恐らく英語の試験は課されると思います。

 

TESOLとCELTAの違い

CELTAというとよくTESOLという類似の資格と混合されることがあります。TESOLは主に日本・中国・韓国のみで通じる資格で、英語が第一言語でない人のための英語教師資格です。そのため、必要な英語レベルは語学学校で呼ばれるUpper-Intermediate程度です(TOEIC Score:650点程度、IELTS Ocerall 6.0-6.5程度)。授業の内容も、受講者自身が英語学習者であることを考慮して設計されています。

履歴書に「TESOL取得」と書いてあれば、「留学中に英語を教える勉強もしてきた」という証明にはなりますが、正直なところ求められる英語レベルがあまり高くないので、就職の決定打にはならないと感じます。一方「CELTA取得」は、世界各国の語学学校で採用されるための第一歩となる、決定的な資格です。持っていないと、教えられません。

 

コースの難しさ

コース申し込み時に言われたのが、「受講者の4割が脱落する」ということ。毎日模擬授業を準備して実施しなくてはならず、その模擬授業をトレーナーが採点するのですが、その得点がある基準を常に満たしていないと失格になってしまいます。模擬授業の授業プランや授業用資料の作成、練習など、とにかく忙しかったです。さらにどんなに準備していても、模擬授業中につい「してはいけない言い回し」をしてしまったり、生徒と講師の話している時間の割合が崩れたり、ホワイトボードに書く説明方法が良くなかったりすると、どんどん点数を引かれていきます。さらにどんどんハードルが上がっていく、基準のレベル。レベルアップのスピードに付いて行けず、また毎日の模擬授業の多忙さとプレッシャーに耐えられなくて、脱落してしまう人がいるのも納得です。

 

個人的な感想

私はCELTAを取得して、本当に良かったと思っています。

とにかく忙しくて大変でしたが、英語を教える日常ってこういうことなんだろうな、と実感できたからです。毎日準備をして、よしっと気合いをいれて授業をして、ときにはクラスで問題が起きたり、想定外のトラブルがあったりしながら、疲れていても何でも、次の日の準備をする。そんなサイクルを体感できて、さらにトレーナーやクラスメイトから常にフィードバックがもらえる環境は、本当に貴重だと思いました。

とにかく実戦主義のコースだったことも、私はとても嬉しかったです。講義のインプットよりも模擬授業のアウトプットとそのブラッシュアップで実力を付けていく、こんなに実戦主義のコースは珍しいと思います。全く飽きる事なく、どんどん出来る事が増えて行く、自分の変化に気が付く、そんな毎日でした。コース終了時には、明日からでも教えられる、という自信が持てたことも大きいです。

 

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