今回は、ツイッターで質問をいただいた be able tocan の使い分けについて紹介します!

 

この2つ、英語ネイティブは無意識に使い分けているんですが

調べてみると、なかなかルールが複雑です。

 

では、いってみましょう!

ちょっと長いので、まず目次です。

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【目次】

0.前提

■意味・ニュアンスの違い

 

1. 時制ごとの使い分け

■現在形

■過去形

■未来形

 

2. その他の使い分け

■否定形

■受動態

 

3. 実際のネイティブの使い分け

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と、こんな順番で説明しますね!

 

ではまずは前提からです。

 

0. 前提

では、まず大前提としての canbe able to ですが、意味に大きな違いはありません。

どちらも「〜できる」という意味です。

 

どちらも同等に使える条件の場合は、can よりも be able to のほうがよりフォーマルです。

 

では、時制によってどう変わるのでしょうか。

 

■現在形の場合(can / able to

どちらも入れ替え可能ですが、ニュアンスがちょっと違います。

can よりも be able to の方が格段にフォーマルで、人によっては難しいことであるという印象があります。

 

一般的に出来て当たり前とされている事柄については、able toを使うと大げさに聞こえます。

 

例えば、こんな感じ。

【◎】I can drink coffee.

【△】I am able to drink coffee.

 

canの場合:私はコーヒー飲めますよ、という軽いニュアンス

able toの場合:私はコーヒーを飲む事ができます

人によってはコーヒーを飲むのが難しいようなニュアンス)

 

コーヒーについて話す程度であれば、be able toはちょっと大げさです。

 

このable toの「人によっては困難なこと」という印象を利用して、

ビジネスの場面では、自分の能力を示す際にable to を使うことがあります。

 

【◎】I am able to create web sites.

私はwebサイト作成ができます。

 

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では、過去形の場合はどうでしょうか。

 

■過去形(could / was able to

内容によって、could was able to で使い分けがあります!

 

couldを使う場合】

特定の出来事ではない普遍的な内容について「できた」と話す場合に使います。

 

I could swim by the time I was 5 years old.

私は5歳の頃には泳ぐ事ができた。

 

was able toを使う場合】

過去の特定の出来事を指して「できた」と話す場合に使います。

 

I was able to steal the card from him last night.

昨晩、彼からカードを盗むことができた。

 

【!例外!】

基本のルールは上に書いたとおりですが、特定の出来事でも could を使う場合があります。

 

・5感に関すること(see, hear, smell, taste, feel)

・思考に関すること(understand, believe, remember, decideなど)

 

の動詞を使った文の場合、

過去の特定の出来事を指していても、「could」を使います!

 

I couldn’t decide whether to go to the pub or not.

パブに行くかどうか、私は決めることができなかった。

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では続いて、未来形の場合です。

■未来系

will be able to しか使いません。「will can」という言い回しはないので、注意です!

 

I will be able to speak French by next year.

私は来年にはフランス語が話せるようになります。

 

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2. その他の使い分け

では、その他の使い分けが必要な場面です!

 

■否定形

意味はどちらでも通じます。しかし、ニュアンスがちょっと違います。

 

can not努力をしていないような印象があり、場面によっては失礼なニュアンスになることがあります!

 

例えば、お店でコーヒーを頼んだとします。店員さんの返事を読んでみてください。

 

I can not serve you coffee after 5pm.

これは、ややぶっきらぼうで、提供できないと決めたのは自分であるニュアンス。

「頑張れば出来るけれど、しません」という感覚です。

 

I am not able to serve you coffee after 5pm.

これは丁寧な言い回しで、「提供したい気持ちはあるけれど、出来ないのです

というニュアンスになります。

 

否定形のニュアンスはかなり顕著ですので、是非気をつけて使い分けてください!

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では最後に、受動態です!

■受動態

canしか使うことができません。「be able to be ~」は存在しないので気をつけてください!

 

This game can be played by 2 people.

このゲームは2人で遊べます。

 

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いかがでしょうか?なかなかややこしいですよね。

 

ところで、ネイティブは本当に使い分けているの?と思う方もいると思います。

 

実際のところ、ほとんどの場面で自然とニュアンスを使い分けているのですが

唯一使い分けが曖昧なのが、過去形のcould was able to を特定の出来事に使う場合です。

 

現状のルールでは、五感に関することと、思考に関することcould

それ以外は was able to を使う、となっています。

 

でも、実際のところは、基本的な動詞(walk, swim, readなど)についても

couldを使ってしまっているネイティブが多いように感じます。

 

couldは努力せずにできた、という簡単なニュアンスがあるのに対して

was able toは頑張って(努力して)できた、という困難や労力を背景に感じるのが原因です。

 

下の二つの文を比べてみてください。

どちらも特定の出来事で、動詞は五感や思考ではないので、本来はwas able toを使うべき文です。

 

I could still read the newspaper in the dark room last night.

昨晩、私は暗い部屋でも新聞を読むことができた。

(文法的には間違ってますが、こう話す人が多いです)

 

I was able to climb Mt.Fuji last year.

私は去年、富士山に登ることができた。

 

readはそんなに難しいことではないのに対して、climb Mt.Fujiはなかなか大変ですよね。

 

特定の出来事を話す際には、実際の「五感、思考」以外の動詞であっても

大変だったけど出来たよ」というニュアンスを出すときにはwas able to を使い、

当たり前のこと(努力を必要としないこと)にはcouldを使う人が多いと感じています。

 

英語は常に変化している言語ですから、数年後にはルールが変わっているかもしれませんね。

でも今のところは、文法上は最初に説明した通りです。

 

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では、まとめです!

can be able to
現在形 ・カジュアル
・誰でもできることに使う
・フォーマル
・人によっては難しいことに使う
過去形 ・特定の出来事ではない場合に使う
・5感に関すること、思考に関することは、特定の出来事でもcouldを使う
(※ネイティブはこの使い分けが曖昧になっている人も多い!)
・特定の出来事に使う
未来形 ・すべて will be able to を使う
否定形 ・努力していないので出来ない、というニュアンス ・努力しているが出来ない、というニュアンス
受動態 ・すべてcanを使う

 

全体的に、canは簡単に出来ること、be able to は努力や困難を乗り越えて出来ること、

にそれぞれ使うという印象がありますね。

 

canbe able toを使う際は、ニュアンスの違いを意識しながら使い分けてみてください!

 

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