皆様、突然ですが、今日は私の誕生日なんです!
facebookやテキストなどでたくさんお祝いのメッセージが届いて嬉しい限りです。
さて、そんなメッセージの中でたくさん目にするのが spoil という単語。
spoil と言うと、「腐らせる」という意味ですが
実際に届いたのは、こんなメッセージです:
(パートナーのお兄ちゃんから)
Happy birthday! I hope my brother spoils you!
(友達のひとりから)
Hope you have the most beautiful day and be spoiled!
誕生日にspoiled(腐る)??
実はspoilには、野菜などを腐らせるという意味の他に
人(特に女性や子供)を甘やかしてダメにする、というニュアンスがあります。
ダメにする(腐らせる)という現象は同じですが
誕生日などで肯定的に使うときは、この「甘やかす」という意味が強調されます。
「至れり尽くせりに扱ってもらう」「プレゼントなど豪華なものをもらって甘やかされる」
そして結果的に、幸せで夢心地になる(=ダメになる)、、というイメージです。
パートナーのお兄ちゃんから届いたメッセージは
Happy birthday! I hope my brother spoils you!
「(誕生日の今日は)うちの弟が徹底的に尽くしてくれて、夢心地になるといいね!」
(=幸せな一日を過ごしてね!)
友達から届いたメッセージは
Hope you have the most beautiful day and be spoiled!
「最高な一日を幸せに過ごせるといいね!」
というニュアンスを含んだ意味になります。
この「甘やかす」「夢心地にさせる」というspoiledの使い方は
特に男性が女性に対して一生懸命尽くす姿に良く使われます。
彼からプレゼントをもらった友達が、写真と共に
I’m so spoiled!
(プレゼントをもらって)幸せ〜!
などとfacebookにアップするのをよく見かけます。
世の男性は女性をspoilさせないといけなくて、大変ですね。。
ちなみに、子供に対して spoiled child などと使う場合は
(甘やかされたせいで)性格が悪い子
という意味になりますので、注意が必要です。
さらに、spoiled は spoilの過去形、過去分詞ですが、spoiltという書き方もあります。
アメリカ英語ではspoiled、イギリスやオーストラリアではspoilt、spoiledの両方を使います。
活用形は
spoil – spoiled (spoilt) – spoiled (spoilt)
です。
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西洋文化は、誕生日もバレンタインも記念日も、さらには普通の日であっても
男性が女性のことを考えて、尽くすことが当たり前の文化だなぁと感じます。
女性が過ごしやすいこの文化、日本にももっと広まるといいですね。
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